きかんしゃトーマス

ヒストリー

子供たちに大人気のきかんしゃトーマスの生い立ちは、今から60年前の絵本にさかのぼります。原作者であるイギリスの牧師 ウィルバート・オードリー(The Rev Wilbert Awdry)は、子供たちに夢を与えたいという思いから絵本の執筆を手がけ、たくさんの作品を残しています。中でも1945年に出版されたトーマスの登場する「The Railway Series」はベストセラーとなり、彼の代表作となりました。

その後、イギリスの映像プロデューサーであるブリット・オールクロフト(Britt Allcroft)が、蒸気機関車のドキュメンタリー番組制作中にオードリー牧師と会う機会を持ち、彼女自身も幼少のころ親しんだ「The Railway Series」を映像化することを思い立ちます。そして、1984年にイギリスにおいて、彼女によってモデルアニメーション化された「きかんしゃトーマスとなかまたち」がテレビ画面に登場しました。当初より、イギリスはもちろんのことヨーロッパ各地、オーストラリア、アメリカ、アフリカなど世界中の子供たちとその親たちの心をとらえました。現在、世界124カ国で14ヶ国語による放映が行われています。